Ninja-400の片鱗

ひさびさに東京でNinja=400をひっぱりだして木星土星を見ました。

 

もちろん再コートの確認です。

光軸は前回合わせたので、確認すらしていません。

 

木星土星は南中前後なので家の部屋からのぞけることを思いつきました。

 

前まではベランダに出して観望していましたが、イマイチベランダの揺れと取り回しと運搬で無理かなと判断していたので、家からNinjaは無理と思っていました。

 

部屋からは南中前後のプラマイ15度程度の範囲内の黄道だけですが、惑星を見るには取り回し振動、運搬全てにおいて優れています。

 

20時くらいまでは今季最高かと思わせる良シーイングも手伝って東京の温度順応もそこそこであるにもかかわらず、最高レベルの星像が確認できました。

 

再コートのおかげかは不明ですが、土星とNAV12.5eic10mmの組み合わせはピタッと止まったハッブルの写真並みでした。当然模様やリングの影やカッシーニも完全にクッキリと見えてすごい土星像でした。XW7mmとの組み合わせと比較するとコントラストと星像(これは倍率が高くなったせいかも)に明らかな差が出ます。

 

少なくとも、どの地域で見たTSA120像よりも凄かったです。

あえて言えばさとみで見たFCT200の土星像と同等だったかな?

 

でもほぼ満月で温度順応や街灯りを考慮するとさらなる良像も今後期待できそうです。

 

これは双眼視だなと思い双眼装置をセットしている間に雲がかかり以降の雲間の星像はシーイングもコントラストも悪くイマイチでした。

 

最後に月を見て双眼視効果を確認して終了です。

 

素のeicを付けたNAV12.5より双眼装置を付けた方が光路長が20mmくらい短いことが判明しました。