天頂ミラーについて

わりと良く使う道具に天頂ミラーがあります。

 

大きくは、ツアイスサイズ(24.5mm)、アメリカンサイズ(31.7mm)、2インチサイズ(50.8mm)があり、最近は31.7mmまたは50.8mmサイズが主流となっています。

 

で、今日はその道具の中から2点、手持ちの天頂ミラーを紹介します。

 
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一つ目はBaaderのウルトラブライトクリックストップです。

流石に5年前に購入しているので反射率はやや落ちていると思いますが、使用率は一番です。

 

重量は520g光路長114mm の巨大です。

柔な フォーカサーでこれに超広角アイピースだと1kg以上になるので確実にたわみます。

 

しかし、クリックストップの作りは逸品で新月の夜でもアイピースを 落とすような事態は皆無です。

 

また、Baaderらしくネジやパーツ化されていて フィルターネジやシュミカセネジも切られているので、使い勝手に文句はありません。

 

欠点は重量と光路長と価格ですね。

 

この価格ならばもう少し足して、某眼鏡屋さんの銀コート正立ミラーの方が良い気もします。

 

もう一点はタカハシ純正の 31.7mm天頂ミラーです。


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タカハシ製品の中では価格もこなれていて、カラーも悪くありません。

 

ただ色々欠点もあり他社製の抜け止め付きアイピースとは相性が悪く、ガタ付きが酷い。

特にビクセンのHRとは相性が悪くほぼ使い物にならないです。

 

タカハシのアイピースってあまり使ったことないけど、抜け止め溝って切ってないのかな?

 

しかも、前後キャップもついていない。

実質的に要らないかもしれないけど、精神的にはほしいな~。

 

なので、これだけは後付けで購入しています。

 

抜け止めの件はどうにもならないので、利用するアイピースを制限するしかないのかな?

 

でも、FS-60Qにも天頂ミラーと同じ方式でアイピースを固定するのだけど、こちらは天頂ミラーよりはしっかりと締まるんだよね。

 

ちょっと重いけど、2インチミラー⇒31.7mm変換リングで対応するほかないのかな?