ボウズ?
仙台のチョイ見スポットの開拓で、大倉ダムに行ってきました。
GPV的には終日雲無し。イイね。
湖畔には公園もあって、自動消灯タイプのトイレ完備。
広い駐車場もあり地上20度くらいは360度視界確保。
しかし、仙台では結構な観光スポットの定義山のお膝元とあって結構な車通りがあります。
また、遠方とはいえ街灯も周囲を半周はあり、真っ当な写真は撮れそうにはないです。
あくまで、チョイ撮りチョイ見スポットです。
天文台からは10kmチョイなので、帰りに寄るとかでも使えそうです。
GPVは終日快晴。
しかし、大倉ダムに近づくに連れて、雲行きが怪しくなり到着した時には視界8割は雲になっていました。
今さら、石巻行くのも嫌だし。せっかくだから定義山で揚げでも食べてそれから考えようかと。
空もこんな感じです。
揚げは美味いです。
こんな田舎にここだけすげー人ですが。
ちなみにお寺含めて揚げ屋さん以外はガラガラです。
で、そうこうしているうちに日もどっぷりと暮れて、結構真っ暗闇に。
例の公園の駐車場に戻って、さらに時間を潰しました。
一応 fs-60q と11x80 の実質的なファーストライトです。
CPC1100も持ってきましたが、この天気だし設置せず。
fs-60qは土星で高倍率性能の確認をしようと思いましたが、残念ながら金星と火星のみ。
アンドロメダ星雲と二重星団、月と輝星でベガを見ました。
でも雲でどれもイマイチです。
11x80 は中々良かったですが、グリスが気温で硬くなり怪力じゃないとピントリングが回りません。
こりゃ、その内に大々的なメンテが必要そう。
風も強いし、気温も5度で寒いし、早々に撤収です。
カメラも出す気にもなりません。いわゆるボウズですね。
帰りはいつもの 愛子のこうしゅうラーメン で、にら南蛮大盛りにタップリのニンニクをinして帰路に着きました。風邪引きそうでしたがお陰で吹っ飛びました。
タカハシ君
聖地、万世橋。
肉の
いや、こっちの方で。
で、コレ。運搬し、
開梱。
FS-60Q 登場です。
本当はCB+レデューサーが良かったんだけど。
ひとまずは、眼視も試したく。
タカハシはTG経緯台はあるけど、鏡筒は初めてゲットです。
天文台にはFC100&FS102があり、さらにTOA150もあるので、今更感もありましたし、高級感だけで言えばいっときはTV-85も4年くらい使っていたので本線はBorg71FLかなと?
でも結局軍門に下りました。
差さっているのはHR2.4mmです。
F10だと実の250倍。売り文句的には超解像だけど、解像も像の暗さもイマイチかな〜。
12月に天文台でTOA150を借りたので、アイピースはその際にリトライです。
やっぱりカッコいいね。
レンズはフローライト。
接眼部はガタゼロ。
ファインダーは古風なネジ止め式。
がっちりだけど超軽量。
高級感は流石にTelevueには敵わないけど、強そうです。
で、眼視性能は。。。
※ベランダ編、写真性能はまた別で。
予想通りですが、F10は暗いです。
M42でさえも4mmでは淡すぎる。トラペジウムも辛い感じ。
※空の状態も良くないけど。
エクステンダー外してF5.9で見ると明るいし良くなりました。
無理すれば200倍もだけど常用は120倍までかな。
むしろBORGでM56→M57変換して、2インチで40mm70度はすごい良いです。
今の望遠鏡ライナップでは暗い天体はCPC1100、惑星はGINJI200N、ちょい見と天の川散策はfs-60cbになりそうです。
見え方的には、11x80双眼鏡よりも淡い星々が点像で見えている感じで、表現は難しいですが、像質が硬く見えています。
無理して高倍率で目を凝らして惑星見るよりもRFTでゆったりと銀河を流し見する方が精神的にも良さそうです。
今度はレデューサー付けてF4.2、6.375倍、11度もチャレンジしてみたくなりました。もしかすると重量的に手持ち単眼鏡も出来そうか?
11x80の価値は?
春日部の某光学中古屋 様からかなりの格安で メーカー 不明の 11x80双眼鏡が 光学系特 A で出ていたので思わず購入してみました。
某中古屋様は以前も 店舗利用したこともあり、まあ大丈夫かな?と思って思い切りました。
梱包は中々丁寧で、古いですが状態は確かに良さそう。
早速、 昼間にベランダから外を眺めました。
片目で見る分には Nikon18x70IFにも負けない良像で当たりだと思いました。
しかし両目で見るとなんかぼやけると言うか眠い絵になります。
土曜日の 夜に火星を見て見ると左右で視軸の上下ずれがかなり発生しています。
なる程、安い理由はこれでしたか。
まあ、光学製品には良くあることなので、光軸調整です。
左右プリズム上部2ヶ所と下部1ヶ所に光軸調整ネジがありプリズムの傾きを調整します。
傾け過ぎると接眼部との視軸が合わなくなるので結構手間ですが、追い込めばレンズの性能通りの見え方になるので頑張りどころです。
反射望遠鏡の光軸調整と同じですね。
こちらは直視しながらできるので、ずっと楽ですが。
完璧ではないですが、まあ良いところまでは追い込めたと思います。
ただし、今は目にちょっとした病気があり、目の焦点と軸と色判別が左右で全くあっていないので、治療完了時におそらく再調整が必要になりそうです。
とにかく、安価な双眼鏡の性能も元に戻ったので良しとしましょう。
※ただ、覗けば直ぐにわかるので光軸ズレは絶対に確信犯で売っていたのでは?
Marsaceと言うメーカー
今回は結構マニアな製品のレビューです。
Marsace BT-2541T です。
台湾の新興メーカーが作っているようです。
日本のカメラアクセサリーメーカーのHAKUBAが結構押しているメーカーでもあります。
HAKUBAは何故かいままでは三脚には力を入れず?商品ラインナップも微妙な感じでしたが、方針が変わったのか、Marsaceをかなり乗っかり気味で押しています。
とわいえ、三脚界はいまやカーボンではGitzo一択であり、その他メーカーは価格帯を
大幅に下げることでGitzoとの直接対決を避けている現状があります。
※あくまで個人的な見解です。
実際、大型量販店で中型三脚(大型ではない)をさわってみると、Gitzoがどれだけ良い
物を送り出しているのかが良くわかります。
※大きさ、重量、剛性のバランスが素晴らしい。価格だけがネック。
なので、最終的には皆Gitzoになってしまう。
だって、たかが三脚なのにラインナップのほぼすべてが10万円超です。
正直、2番手以下の各メーカーはどのメーカーも似たり寄ったりで、デザインだけで
選べば良いと思います。
ところが、その隙間を縫って出てきたメーカーがMarsaceです。
例えば、某イタリア系メーカーや台湾系メーカー、日系メーカーの中型カーボン三脚と
Marsaceの剛性を比べると段違いです。
っと、前置きはこの程度にして。
要は古い三脚を売ったので、これを元手に新型の三脚を物色しようと大型量販店に見に
行ったら、Marsaceに出会ってしまった訳です。
ちなみにこの時には既に、どれにしようか決めていったのですが、実物をさわったところやはりふにゃふにゃでこりゃだめだなってことになったのです。
う~ん、でもGitzoのトラベラーが良いのはわかるけど、10万は高いしな~と。
それで色々と物色しましたが、結局Gitzo以外で求める剛性のものは一切見つからず。
なんか、聞いたことのないメーカー三脚があったので、さわってみると、Gitzo並みの
剛性があるではないですか。。。と。
でも、聞いたことのないメーカーだし、大丈夫なのかな~と、色々悩みその日は買わず
じまい。
Gitzoの中古にしようかとも思いましたが、結局中古でもある程度の状態のものは、7万
くらいの値がついている。
更に悩んだ結果、Amazon着払いで届きました。↓
まず、ケースも結構頑丈にできている。
雲台反転方式で格納。最近の流行りです。
三脚を反転させたところです。
雲台も高級感があります。
レベラーも、通常位置だけではなく、横位置にもついているのは設計者が確実にカメラを利用している人だからこそつけたのでしょう。
全て伸ばしたところ。
エレベータートップにすると、170cmくらいはあるかな?
三脚は3段階に角度調整可能です。
三脚のうち一本を外して、
センターボールに取り付けると、なんと一脚に。これも、最近の流行りかな?
まぁ、組み立てが面倒くさいので最初から一脚使いますけどね。
で、実際に使用した感想ですが、、、
自由雲台は、微妙ですね。
※Marsaceが微妙というわけではなく、利用用途があっていなかった。
これは、Gitzoで良い雲台がかなり安価で某オクでゲットしているので交換予定。
肝心な三脚は、剛性には満足できています。
もちろん、重量も軽くて取り回しは抜群です。
脚の出し入れは、良くも悪くもないってところでしょうか?
※回転させる方式は、面倒くさいかもしれない。
でも、重量的にはこの方式がベターなのか?で、あれば仕方なし。
少なくとも、ミラーショック後2秒程度からシャッター開放してもブレは拾っていないので、この点でも合格ですかね。
ISO3200 F6.3 300mm K-70 アストロトレーサー 10s解放 JPEG 画像処理なし
※真ん中は、M31 アンドロメダ星雲です。
と、言うことで、あまりメジャーではないけど良いメーカーであり、良い製品です。
カーボン三脚を購入予定であれば、お勧めできる三脚です。
加護坊山のロケハン
仙台で久しぶりの休日でまあまあの天気予報だったので、前から目を付けていた加護坊山に行ってきました。
仙台からは約60km 2時間の道のりです。
行きは、下道で行きました。
途中、松島ではなく松島を望む、「西行戻しの松」に立ち寄りです。
ここからは、ひたすら下道で昼過ぎに加護坊山に到着です。
まずは山頂から北方面
次は南方面
次は西方面
草原の斜面、なかなかの斜度です。
山頂は眺めは良いですが、街明かりが酷そうです。
星景写真は良いかも知れません。
ただ、結構かぶるかも。
次は駐車場です。
こちらは第二駐車場。
西は鉄塔が邪魔ですがそれ以上に街灯が邪魔です。
ここはイマイチかな?メリットはすぐ隣が無料のキャンプ場。
トイレも水場も完備です。
次は第一駐車場です。
広さ、トイレ共に問題なし。
街灯もなさそうなので、こちらは良さそうです。
ただ街明かりがダイレクトなので、どの程度の影響が出るか?
ちょい見なら問題なしですね。
撮ってませんが、第三駐車場が実は街灯もなく、とても広く一番良いかも。
くぼ地的なところにあるので、街明かりも問題なしだと思います。
第一駐車場の下にはパークゴルフ場があります。
格安で、レンタルもあります。
結構な人数がラウンドしてました。
第一駐車場の横に今年から?彼岸花を植えたそうです。
ちなみに、ちょっと遅いお昼をここでいただきました。
普通、こういう所の飯は不味いのが相場ですが、全ての食べ物が地産地消になっていて久しぶりに美味しいと感じられました。
特に、豚肉と豆腐、汁物がよかったです。
ジェラートまでお腹が回りませんでしたが、こちらも美味しそう。
帰りは麓の温泉でひとっぷろ浴びて帰宅しました。
宮城はこれから刈り入れです。
WILD-1から10%offの連絡があったので、望遠鏡の三脚用にこちらをゲットしました。
久しぶりに良い一日でしたね。